きらきら星達

空を見上げると
月がおちてゆく、星々は明るさに溶け
今、ここの時間が進み始める

空が白んでくると、それまでの静けさが嘘のように騒ぎ出し
星々の替わりと空に現れ、瞬く
それも喧噪に飲まれてしまう時間までで
昼は人々は気がつかず、夜になってもきらめかない
しかし、朝にきらめいている時の音は
小さな鉄琴を鳴らした時のような、どこか笛の音にも似た
それらは星々に似ている気がする

空を見上げると
その星達が連なって流れていく、きらきら星と

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